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Oct 11,2025
10/25(sat)-11/9(sun) 自然、構造、日常の小さなディテールに着目し、そこから新しい発想を導き出す、日本のステーショナリー・レザーブランド「POSTALCO (ポスタルコ)」 このたび、創業者であるマイク・エーブルソンとエーブルソン友理が著者となった最新刊『霧の中の展望台』の刊行を記念したPOP UPイベントをdieci kyutaro店1階、2階にて開催いたします。 日本で製本・印刷されたファブリック装丁のハードカバー本。蛇腹状に伸縮するページ構造により、腕や脚の動きのように開閉できる造本は、「身体」を中心としたPOSTALCOのものづくり哲学を体現しています。 また、特別に 創業者お二人のサイン入り書籍 も数量限定でご用意しております。 さらに今回のPOP UPにあわせて、通常お取り扱いの無いウェアやバッグ、ステーショナリーグッズなどを幅広いラインナップを取り揃えております。 無駄のないミニマルな造形と、細部まで考え抜かれた機能美が魅力の POSTALCO のプロダクト。 ぜひこの機会に、お気に入りの一品を見つけにお越しください。
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Sep 21,2025
kyutaro店 1Fでは、オーナーが北欧から買い付けたお皿やグラス、ユニークなオブジェなどを取り扱っております。今回は、その中から北欧ヴィンテージの陶板についてご紹介します。 北欧の陶板の歴史は20世紀代に始まります。アラビアやグスタフスベリなどの陶磁器メーカーが壁を飾るための装飾品として数多くの作品を生み出しました。 日照時間が短く、家で過ごす時間が長い北欧において、陶板は室内を彩るインテリアとして発展していったのです。 こちらはJie Gantofta(ジイ・ガントフタ)の陶板です。 ジイ・ガントフタは1940年代にスウェーデンで創業。創業者John Ewert Johnson(ヨン・イエヴェ・ヨンソン)の愛称「Jie(イエ)」からJie Gantoftaという社名になったようです。 創業当初は皿やコップ、調味料入れなどの日常使いの食器を中心に製造していましたが、1960年代後半に新しい挑戦として陶板の制作をスタートします。当時は北欧各地で陶磁器メーカーが増えており、その流れに応じてガントフタも「型押し式」の陶板を展開しました。 型押し式とは、木型で成形した粘土を焼成し、表面に釉薬を絵の具のように彩色して再び焼き上げる技法のこと。 これにより、まるで絵画のような壁掛け装飾が量産できるようになり、ガントフタの代表的なシリーズとして人気を博しました。 季節の花々や動物、民族的なモチーフなどが浮き彫りのように表現されるガントフタの陶板は、まさに壁に掛ける芸術作品。 しかし残念ながら1992年に廃業してしまい、現在はヴィンテージ品でのみ出会うことができます。kyutaro店でも、様々な絵柄のガントフタの作品を取り扱っております。 またガントフタ以外にも、Gabriel Keramik(ガブリエル釜)の落ち着いた色合いの陶板や、カイ・フランクによる通称「オリガミプレート」と呼ばれるオードブルプレート「KF-2」なども取り揃えております。 北欧では、陶板を季節ごとに入れ替えたり、訪れる友人や家族に合わせて飾りを変える習慣があります。 日本では一度飾った装飾品をそのままにすることが多いですが、その時の気分や季節、来客に合わせて模様替えを楽しむのも陶板ならではの魅力です。またプレート用のスタンドを使えば卓上にも飾ることができ、壁に穴をあけずにご愛用いただけます。 ぜひkyutaro店でお気に入りの1枚を見つけて、季節や気分に合わせたインテリアを楽しんでみてください。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Sep 06,2025
伝統産業と今の暮らしを繋げる商品をどう提案し、流通させ、産業を継続させていくか、ものづくりのかたちをデザインする「F/style(エフスタイル)」。dieci kyutaroの1Fでは、F/styleの商品を多く取り揃えております。 今回は、F/styleのものづくりへのこだわりを詰め込んだ逸品、亀田縞の風呂敷バッグをご紹介します。 新潟の亀田地域に江戸時代から続く「亀田縞(かめだじま)」は、農民たちが水と泥に強い野良着を自作していたことが始まりでした。F/styleは、伝統的な亀田縞を今の暮らしに寄り添う道具として生まれ変わらせました。 F/styleの亀田縞の風呂敷バッグは、シンプルで凛とした縞模様が印象的。性別や年齢を問わず、私たちの現代の暮らしに自然に馴染む美しさを持っています。 風呂敷といえば正方形の布を結んで使いますが、F/styleの風呂敷バッグはすでに袋状に縫っている「あずま袋」になっています。 江戸時代、風呂敷文化が根付いていた日本に西洋の文化が普及され始め、西洋の鞄に憧れた江戸の庶民が風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて鞄代わりにしたのが「あずま袋」の始まりとされています。この便利な袋が京都に渡った時に、東の江戸の人(あずまの人)の知恵が詰まった袋として「あずま袋」と呼ばれるようになりました。 あずま袋は、2箇所の布を合わせて結べばいいので、簡単にささっと使えるところが嬉しいポイント。また、細々としたものを入れてもこぼれ落ちる心配がありません。 大サイズの風呂敷バッグは、日常の買い物袋として使ってみたり。コンパクトに折り畳めるので、旅先でお土産をたくさん買ったときのサブバッグとしてもおすすめです。 中と小サイズの風呂敷バッグは、お財布や小物を入れてちょっとしたお出かけ時のバッグとしてだけでなく、バッグインバッグとしてかごバッグの目隠しにもお使いいただけます。また小サイズの風呂敷バッグは、お弁当やペットボトルを入れて持ち運ぶのにぴったりのサイズ感となっています。 使い込むほどに柔らかく、しなやかに変化していくのも亀田縞ならでは。気取らず、けれど品のある佇まいで、暮らしに静かな彩りを与えてくれる風呂敷バッグです。 ぜひ、kyutaro店 1F、オンラインショップをご覧ください。 ▼online shop F/style 【F/style】 五十嵐恵美さんと星野若菜さんによって 2001年に創業。 「製造以外で商品が流通するまでに必要 なことは全てやってみる」をモットーに デザイン提案から販路の開拓まで一貫し て請け負っている。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Aug 30,2025
古くから靴下の生産地として知られる奈良県広陵町を中心に、職人の手によって一足一足丁寧に編まれているROTOTOの靴下。kyutaro店1Fとオンラインショップには、ROTOTOの新商品が入荷しております。 こちらは、80年代や90年代のアウトドアウェアのカラーリングからインスピレーションを受けて生まれた「CHUNKY RIBBED CREW SOCKS」です。一般的なソックスに比べてしっかりとした肉厚の生地ながら、編み目が大きいため通気性に優れています。 今では扱うことのできる職人が少なくなってしまった、希少な旧式のローゲージ編み機によって編み上げられたリブソックス。 ROTOTOでは古い編み機や最新鋭の編み機を使い分けて、職人の方と現場で膝を突き合わせながら、靴下を理想のカタチへと仕上げています。 こちらは、2種類の糸が組み合わされて霜降り調に編んだ「ORGANIC COTTON SLUB CREW SOCKS」です。ミックスして編み立てることで、オーガニックコットンの肌あたりの良さに、ポリエステルの耐久性や速乾性を兼ね備えた生地に仕上げられています。 汚れや毛玉が目立ちにくく、繰り返しの着用でも飽きのこないルックスに仕上げたスラブソックス。無地でありながら糸の表情によってニュアンスが生まれ、シンプルなコーディネートでも足元にリズムや表情をプラスしてくれます。デニムやチノパンなど、カジュアルスタイルとの相性が抜群です。 ROTOTOの靴下は、「一生愛せる消耗品をつくる」という哲学のもと、素材や編み方、履き心地に徹底してこだわっています。素材本来の心地よさを最大限に引き出した靴下は、履きこむほどに足に馴染み、相棒のような存在になります。 ぜひ、kyutaro店 1F、オンラインショップをご覧ください。 ▼online shop ROTOTO 【ROTOTO】 2014年創業。奈良の職人技を受け継ぎ、 日常を支える上質な靴下をつくり続ける ブランド。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Aug 23,2025
ボディオイルやフレグランスとしても、様々な使い方ができるヘアオイル、Diffarが新しくkyutaro店 1F、芝川店に入荷しました。まるで香水のように「香りを纏う」ヘアオイルをコンセプトに、世界中の自然素材を日本の感性でブレンドしている、Diffar。 Diffarの100%自然由来成分の素材を生かしたヘアオイルは、性別問わずどんな髪にも対応する、軽さと伸びの良い使用感が特徴的です。 自然と髪に馴染み、1本1本をコーティングすることで、サラッとした質感ながらしっかりツヤ感を与えてくれます。時間が経っても、効果が継続されるような設計が施されているのもポイントです。 Diffarの香りは、日本の富士山の麓、南アルプスのラボで抽出から調香、製造までされています。フランスおよび日本をはじめ、世界中から香料原料を買い付けて、常時200種類以上の天然香料を使用して香りづくりを行っているそう。美しい自然と共に暮らす文化に影響を受けながら、新しい香りの追求をしています。 各香りについているナンバーの下3桁は、試香回数を意味しています。ほとんどの香りがバランスや持続性などを500回以上繰り返して試香され、こだわりの1本1本がつくられているようです。 こちらの爽やかなブルーのボトル「61705 Floral Floral」は、ジャスミン、ローズ、ネロリ、イランイランなど、世界中の花をテーマにしてつくった香り。たくさんのお花を束ねたブーケを思わせる、華やかでエレガントな香りに、思わず惹きつけられそうです。 その他にも、深い森の地中をイメージした「21612 Woody Earthy」や、雨の日の東京を想起させるような「11001 Tokyo Balance」など、合計6種類のヘアオイルがございます。 Diffarのヘアオイルは、異郷の香り、音、空気、植物、文化的記憶から構築され、複雑に洗練された香りが私たちの日常をいつもより少しだけ豊かにしてくれます。 ぜひ、kyutaro店 1F、芝川店にて香りをお試しください。 ▼online shopはこちら Diffar 【Diffar】 東京、渋谷のヘアサロン「SCENT」が プロデュースしたヘアオイルブランド。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分 dieci 芝川ビル 〒541-0044 大阪市中央区伏見町3-3-3 芝川ビル305 tel 06-6282-7334 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅11号出口すぐ
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Aug 09,2025
自然に囲まれた由布のアトリエで、竹と静かに向き合いながらものづくりをする「たけんなか舎」の武田優希さんの作品をkyutaro店では取り扱っております。 武田優希さんの竹細工は大分の山々にある真竹が使われており、武田さん自身が伐採し、時には庭で育てた草を用いて糸をつくったりもしているようです。なるべく自分の手で、できる範囲でものをつくることに、こだわりを持っている武田さん。大学を卒業後、北アルプスの山小屋で働いたり旅をしたりと数々のコミニュティで共同生活したことが一つのきっかけとなったようです。地域の素材と向き合い、暮らしと仕事を切り離さずに制作するスタイルを貫いています。 武田さんの制作する作品の中でも「やたら編み」の竹細工は、竹のハリに人の力が加わることで、唯一無二の形が現れます。 やたら編みとは、竹や蔓などを不規則な方向から編み込む、伝統的な竹細工の技法です。長さや太さの異なる材料を使い、節の位置も様々で、編み方によって一つとして同じものがない、個性的な仕上がりになります。材料を柔らかくする工程や、不規則に編み込む技術は、高度な職人技術を持っている武田さんだからこそできる一品です。 その他にも、本や雑誌を入れやすい竹籠や、スーパーなどでのお買い物におすすめの大ぶりサイズの竹籠、CDや文庫などが収納できる竹籠など豊富に取り揃えております。 収納から暮らしの風景を整える小さな相棒として「たけんなか舎」の竹細工は、私たちの日常にそっと寄り添ってくれます。どの作品も、日常に優しい気配を運んでくれるような作品となっております。 ぜひkyutaro 1Fやonline shopをご覧くださいませ。 ▼online shop たけんなか舎 【たけんなか舎(武田優希)】 拠点:大分県 由布市を拠点に、竹林から竹を伐採し、 自らの手で素材を選び、暮らしに根ざした 作品づくりを行う竹職人。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Aug 02,2025
日常に寄り添うシンプルで上質なデザインと、丁寧なものづくりにこだわった日本のファッションブランド、YAECA。そんなYAECAセレクトの江戸風鈴と、純国産の線香花火がkyutaro店に入荷しました。 こちらはガラス製の江戸風鈴です。 この江戸風鈴は300年前の当時と同じように、型を使わずに手吹きでつくられており、一つ一つ微妙に形が異なります。 手吹きとは、1,320℃前後の炉の中で溶けたガラスを使って行われます。 ガラスが冷めないうちに、1〜2分でひとつの風鈴を膨らましていきます。一瞬の工程かと思いきや、1〜2分の間には鳴り口の部分になる「口玉(くちだま)」を吹き、本体のガラスを吹き、糸を通す穴を作り…といったさまざまな工程が。経験を積んだ職人でしか、こなすことのできない技です。 そして縁の部分は通常、バーナーなどで炙ってツルツルに仕上げますが、江戸風鈴ではあえてギザギザのままにしています。そうすることで、風鈴の「舌(ぜつ)」と呼ばれるおもり部分が軽く触れただけで、柔らかな音色が演出されます。 また、縁の形もまたそれぞれ異なるため、音も風鈴一つ一つに個性があり、音へのこだわりがギュッと詰まった逸品です。 その他にも、線香花火の大江戸牡丹と不知火牡丹もございます。 今では唯一の存在となってしまった、純国産の線香花火を生産する三河と九州三池。国産の線香花火は繊細で、起承転結のある美しい燃え方をします。大江戸牡丹はほんのり赤く、きらびやかな燃え方を。不知火牡丹はほんのり白く、端正な燃え方を。 kyutaro店では、暑さの中にも、心がスッと軽くなるような「静かな贅沢」を届けてくれる、そんなお品物を多く取り揃えております。ぜひお越しくださいませ。 【YAECA】 2002年にデザイナーの服部 哲弘氏、井出 恭子氏よって設立されたファッションブランド。 「日々重ねて着てもらえる服作りがしたい」という想いを込めて、造語の「“八重日”」を命名。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Jul 26,2025
「包まれたもの、その土地の土産物」を意味するTSUTO(苞|つと)のうちわと扇子をkyutaro店では取り扱っております。 琉球紙工房「TSUTO」は、琉球で育まれてきた独自の文化を現代の暮らしに沿う形に表現し、琉球紙を用いたプロダクト制作や空間デザインを行なっています。琉球紙とは、沖縄におよそ300年ほど前から伝わる手漉きの和紙のこと。楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ)、三椏(みつまた)といった天然素材からつくられています。沖縄という土地ならではの素材や技術から生まれるおおらかな風合いが魅力です。 こちらは、芭蕉紙の扇子です。芭蕉紙は、バショウ科の大型多年草から作られる沖縄独自の紙で、繊維質な質感とやわらかな褐色のお色が特徴です。 こちらは、芭蕉紙のうちわ大中小です。骨部分に使用されている竹は、熊本の老舗うちわ屋、栗川商店のもの。丁寧に貼り合わせられた芭蕉紙と竹が生み出す風合いは美しく調和しています。 その他にも、うちわと琉球の石灰岩でできたうちわ用のスタンドがセットになった商品もございます。このうちわの形は、沖縄に伝わる豊穣の神・ミルク神が持つ扇がイメージとなったもの。 沖縄の強い日差しや潮風にも負けない丈夫さを持ちながら、繊細な光を透かすような優しさも感じられる不思議な紙の芭蕉紙。芭蕉紙のうちわや扇子は、長く愛用することでその風合いが深まっていき、紙そのものの魅力に引き込まれていくお品となっております。 ぜひkyutaro 1Fやonline shopをご覧くださいませ。 ▼online shop https://shop.dieci-cafe.com/?mode=srh&sort=n&keyword=TSUTO&x=0&y=0 【TSUTO】 拠点:沖縄県 沖縄の伝統工芸「琉球紙」を現代の暮らしに 活かす、丁寧なものづくりをしている。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Jul 19,2025
kyutaro 1Fに、北欧で買い付けたヴィンテージアイテムが新たに入れ替わりました。オーナーが蚤の市などで見つけてきた食器やオブジェ。定番のARABIA商品はもちろんですが、今回はスウェーデンの南の地域でつくられている雑貨が新たに仲間入りしております。 スウェーデンの南の地域では、一昔前までガラス工芸や木工芸など、クラフト感溢れるものづくりが盛んだったようです。 こちらはガラスでつくられた動物オブジェ。中には表情やポーズが少しユニークな子もいます。光の角度によって、様々な表情が楽しめる作品となっております。 こちらのガラスオブジェはリサ・ラーソンがデザインに関わったと言われている、ガラスメーカーKosta Boda(コスタボダ)のZooシリーズのライオンです。リサ・ラーソンといば陶器でできたライオンや猫が有名ですが、ガラスでの動物シリーズも多く手掛けております。少し表情が眠たそうな、ぽやんとした表情が愛らしいです。 そしてこちらは1980年代にスウェーデンの老舗ガラスメーカー、SKRUF社(スクルーフ社)のために、リサ・ラーソンがデザインを手掛けたキャンドルホルダーです。白とピンクが混ざり合う斑模様は、ゆらめく蝋燭と重なり幻想的な世界を広げてくれます。 こちらの木彫りでできたオブジェたちも、スウェーデンの南の地域でつくられたものとなっております。およそ400年前からスウェーデンでは、木こりとして働く人もたくさんいたようで、お土産の定番であるダーラナホースもスウェーデンの南西部で誕生しています。 その他にも、食器や壁掛けプレートなど棚いっぱいにヴィンテージアイテムが揃っております。 また市立伊丹ミュージアムでは、8月1日(金)から10月13日(月・祝)まで「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」展が開催されます。 https://x.gd/5H2ux 北欧モダンデザインの巨匠と称されるタピオ・ヴィルカラの展示に行かれた後は、ぜひdieci kyutaro店にもお越しくださいませ。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分
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Jul 07,2025
韓国の安城で伝統的な朝鮮白磁をつくるキムサンインさんの食器が新しくkyutaro店に入荷しました。 朝鮮白磁とは、朝鮮王朝時代(1392年〜1910年)につくられた白磁のこと。儒教思想の影響で華美な装飾を避け、白一色のシンプルな美しさを追求しています。白は最も気高い色とされ、当時は高貴な人々が使っていました。 現代でも素朴で気品のある朝鮮白磁は、数ある白磁の中でも人気のある焼き物の1つとなっています。 キムサンインさんは、現代のエッセンスを取り入れた朝鮮白磁作家で、モダンで造形美を追求した豊かな表情が持ち味です。そこには「装飾よりも機能を重視し、食べ物を盛るシーンを空間ごと思考する」というポリシーを持って、作品と向き合っていることが繋がっているように思えます。 少しだけ青みを帯びた、雪のような白を意味する「雪白(ソルベク)」の白一色を使って生み出される作品は、どれも凛とした佇まいで、素敵な暮らしへと導いてくれる一品となっております。 【キムサンイン】 1976年 韓国・テジョン広域市出身。 2014年 メゾン・エ・オブジェ出展。 2016年 大韓民国工芸品大展にて大統領賞受賞。 — <取り扱い店舗> dieci kyutaro 1F 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 1F tel 06-4256-4485 open 12:00-19:00 close 毎週火水曜日 堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分 本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分