DIECI 205

Oct 04,2025

SOURCE|トスカーナからきた、果実と野菜の工芸品

dieci kyutaro 店2Fでは、SOURCEから光を宿した静物画のような果物や野菜のオブジェが新たに入荷しました。

 

こちらのオブジェは、アラバスターという美しい白色の鉱石でできています。
イタリア・トスカーナ地方の丘陵地帯は、ワインやオリーブだけでなく、このアラバスターの産地として知られています。とくにヴォルテッラという地域周辺では、柔らかく光を透かすアラバスターを使った彫刻や装飾品の製造が古くから盛んに行われ、職人たちの手で数々の美しい作品が生み出されてきました。

 

この色とりどりのオブジェは1980年代にイタリアでつくられ、長い間倉庫に保管されていたデッドストック品。
アラバスターを削り出し、筆致が残るような色使いで仕上げられています。アラバスターは大理石よりも柔らかく、磨き上げると半透明の光沢を帯びる素材。まるで果実の瑞々しさをそのまま閉じ込めたかのような表情を見せてくれます。バナナやレモン、梨やナスなど、日常の食卓に並ぶ馴染み深いモチーフでありながら、石ならではの重みと透明感が加わることで、実物以上に静かな美しさを放つ存在感に。
このズシリと感じる重さと、ひんやりする質感は、食べ物の見た目とミスマッチで、思わず微笑んでしまうユニークな魅力を持っています。

 

 

インテリアとして取り入れる際には、ひとつだけを飾って素材の彫刻性をじっくり味わったり、複数を並べて静物画のような世界観を楽しむのもおすすめです。
木のトレーやリネンのクロスと合わせれば、石のひんやりとした質感がより引き立ちますし、ガラスの器に無造作にまとめれば、柔らかな光を含んでまるで絵画の中からそのまま出てきたような雰囲気に。棚の一角に小さな果物を添えるだけでも、空間にリズムと余白を生み出し、日常にアートのようなアクセントをもたらしてくれます。

 

光を受けて表情を変えるアラバスターの果物や野菜は、ただの置物を超えて、トスカーナの自然と歴史を日常の中に宿す小さな工芸品。手のひらにのるひとつの果実が、暮らしに静かな華やぎをもたらしてくれます。

ぜひkyutaro 店2Fでご覧ください。

<取り扱い店舗>
dieci kyutaro 2F
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-13 2F
tel 06-4256-4485
open 12:00-19:00
close 毎週火水曜日
堺筋本町駅(堺筋線・中央線)11番出口より徒歩2分
本町駅(御堂筋線・四つ橋線・中央線)12番出口より徒歩5分